特集
久畑のロールパン屋さん 「あさみせのはなれ」ができるまで。
但東町・高橋地区の久畑。県道から少し入った「いこいの杜」の一角に、水曜と日曜だけ開くちいさなパン屋さんがあります。「あさみせのはなれ」。店主の小山怜子さんが、この場所にたどり着くまでの話です。
大阪、そして京丹後を経て。
小山さんは久畑の生まれ。大阪の大学を卒業したあとはアパレル業界で働き、その後、飲食業へ転職しました。「将来のUターン」を見据えて、少しずつ仕事を変えていったのだといいます。
但東にまっすぐ戻ったわけではありません。いったん京丹後でワンクッションを置き、2024年に但東へUターン。同年9月に「あさみせのはなれ」を開業しました。県境をまたいだ京丹後での時間が、この店のかたちを決める助走期間になっています。

過疎の町で、店をひらくということ。
人口が減り続ける町で、これまでのキャリアを活かして商売を始める。そこには決して小さくないハードルがあったはずです。それでも小山さんは、店をひらきました。
「生まれ育った但東町が少しでも元気になる手助けがしたい気持ちはありました。高齢化が進む町で、自分自身ができること、やれることを模索した結果が、ロールパンを手作りで提供することだったんです」
そう話したあとに、「まだまだ修行の身です!」と笑います。

いつ、どこで買えるのか。
基本の営業は水曜と日曜。高橋地区・久畑の「いこいの杜」の中で、間借り店舗として営んでいます。売り切れ次第終了なので、早めの時間がおすすめです。
それとは別に、毎月最終金曜日には資母地区コミュニティセンターの前でも販売。イベント出店もあり、その日程はInstagramで告知されています。「今日はやっているだろうか」と思ったら、まずインスタを見る——それがいちばん確実です。
お店の情報
- 住所
- 兵庫県豊岡市但東町久畑954-1「いこいの杜」内
- 営業日
- 水曜・日曜(売り切れ次第終了)
- 出張販売
- 毎月最終金曜日/資母地区コミュニティセンター前
- お問い合わせ
- InstagramのDMをご利用ください
この記事は TANTOカワラバン 紙版 Vol.08(2026年3月号) の掲載記事をもとに、Web版として加筆したものです。
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