兵庫県豊岡市の東のはし、京都との県境にある但東町。但馬でありながら、文化も産業も、峠の向こうの丹後とつながっています。チューリップだけじゃない、この町のことを少しだけご紹介します。
但東町は、山あいに田畑と集落が点在するのどかな地域。コンビニはないけれど、温泉がある。アクセスがいいわけでもないのに、なぜか人が途切れない。四季のうつろいがはっきりとあり、春のチューリップ、夏の川遊び、秋の紅葉、冬の雪と、暮らしのそばにいつも自然があります。
※ 赤花そば・基板シェアは紙版カワラバン掲載の数値。人口はおよその目安のため、公開前に最新の統計へ差し替えます。
100万本のチューリップが咲き誇る。但東がいちばんにぎわう季節。
澄んだ川と濃い緑。涼を求めて、子どもたちの声が響く。
安国寺のドウダンツツジをはじめ、山々が燃えるように色づく。
静かな雪景色のなかで味わう、あたたかい手打ちそば。
但東町は行政区分では但馬地方です。けれど町の東と南は、そのまま京都府と接しています。峠をひとつ越えれば福知山、与謝野、京丹後。だからこの町には、但馬のものと丹後のものが両方あります。文化にも、産業にも、人の行き来にも。それは昔の話ではなく、いまも続いていることです。
但東町に鉄道はありません。移動手段はほぼ「車」の一択です。豊岡市街から、京丹後から、そして登尾トンネルを抜けて福知山から。京都側から入ってくるルートは、実はいちばん近い入り口のひとつです。少し遠回りに感じるかもしれませんが、その道のりも但東の旅の一部。まずは地図で、行ってみたい場所を見つけてみてください。